地域の人たち、ボランティア団体、その他NPOなど非営利活動をしている方々の、自由な活動の場です。
地域の第3の居場所となるような居心地の良い空間づくりを目指して、古い民家を解放しています。
集まった人たちが、社会貢献について考えるきっかけになればという願いを込めた、自由空間です。
自由に使っていただけるリビングルームです。
コーヒーやお茶、好きなお菓子などを食べたり、本を読んだり、友達とお喋りしたり。たまたま居合わせた人との会話からも何かが生まれるかもしれません。
お気に入りのカフェのような時間をお過ごしください。
会議や自習に使用できる会議室です。
いつもとは場所を変えて話し合いをしたい、会社の会議室が足りない時、仲間でアイディアを出し合いたい時など、ディスカションを通して素晴らしい未来を切り開くためにお使いください。
1〜2名用の個室です。
一人で静かに集中したい時、一人になりたい時、そんな時に最低限必要な物があればそれでいい、そんなミニマムな場所を目指しました。
人間には盛り上がる時だけでなく、静まって沈黙の時を持つことも必要ではないでしょうか。
桂林荘とは、江戸時代に広瀬淡窓(1782-1856)が開いた塾名に由来します。
桂林荘雑詠という句の第二首の中で、全国から集まり共同生活をしながら学ぶ塾生たちに向けた心構えが示されています。同じ場所に集った苦学生たちが困難な事柄に対して不満を口にするのではなく、互いに親交を深め、生活の分業・協業をしながらそれぞれの本分に励むよう説かれています。
現代においては、インターネットの普及によりSNSでの人のつながりだけでなく、物と物までもがつながる時代にあって、原始的な人と人との直接的な繋がりと相互作用を改めて見直してみよう、そのための場を作ろうというコンセプトです。
長年空き家になっていた場所を活用し、地域の子供達や独居高齢者、起業する人などのシェアスペースなど、多くの人がそれぞれの目的で自由に使える小さなカフェとオープンキッチンそしてフリースペースを備えた場所となることを目指して古い民家を解放しています。ここで人と人との相互作用が意図的あるいは自然偶発的に生まれ、社会的活動や社会貢献につながることを期待します。